子供の矯正

当院では子供の矯正にプレオルソを導入しております。

 

プレオルソとはプレオルソという「マウスピース型矯正装置」を使用して小児(4歳から9歳ぐらいまで)の歯並びを改善する装置で日本人の矯正科医が開発したものです。

 

この装置の特徴は「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで「間接的に歯並びを改善」していくことです。

 

歯は適当に生え並んでいくのではなく、「舌・頬・唇の筋肉」のバランスに合わせて並んでいきます。

 

つまり、この口の周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びは悪くなり、バランスが良ければ理想の位置に自然と並んでいきます。

 

プレオルソは、お口に入れることで自然と口の周囲の筋肉を訓練し、バランスを調整してくれますので、結果、歯が正しい位置に並んでいくことになります。

 

また、この装置を装着することと並行し、「筋機能訓練」という取り組みもご自宅で行っていただきます。

 

筋機能訓練とは、プレオルソと同様にお口の本来の機能を改善させることにより、ご自身のお口の周りの力で歯並びの健全な発育を促していきます。そのため、痛みなどは伴いません。

 

固定式の装置は、違和感や痛みが強いですが、マウスピース式は、それがほとんどありません。装着時間は就寝時と家にいる時のみで十分です。また、食事の時に装置をはずせるので、虫歯の心配がありません。

「プレオルソ」は「咬み合わせ」と「歯ならび」を改善すると同時に機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」が非常に重要と考えています。マウスピースを使うこの治療法は子どもの成長発育にとても大切です。